[コメント] コーヒーをめぐる冒険(2012/独)
なかなかいいじゃん。こういう映画って1960年代後半にかなり見た記憶もあるけれど、(それを人はアートシアターという)最近では全く見られなくなくなってしまった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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恋人とのあわただしい都合のいい別れでコーヒーを飲み損ねた青年のながーい一日である。
モノクロ、アイロニー、人生を自虐するコメディタッチ、ベルリンの狭い範囲ながら立派なロードムービー。うまいなあ。こういう映画は大好きだ。
父親に内緒で大学を辞めてしまった男。嘘を隠して父親からカネをせびりとろうとするが、逆に父親から勘当される始末に。人生、そんなに柔いものやおまへん。
と一応、父親以外はだいたいユニークな人物が彼にぶつかって来る。一日だからいろんなことがあるなあと思うが、これがこの青年の一生だと思うと何となく人生が分かったような気にもなって来る。
そう、僕も、人生の終わりにこの青年のようにそっとおいしいコーヒーを飲みたいものだ、、。
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