「カトリーナ」によって壊滅的な被害をうけたニューオーリンズが舞台、なのだが、あんまり「ハリケーン」自体の猛威には、重きを置いていないみたいで残念。たったひとり残された彼がどう困難に立ち向かうか？が見どころなのだが、なんだか今一歩「手に汗握る瞬間」が無くって、ちょっと拍子抜け。

予告や宣伝ポスターから想像するものとずいぶん印象が違った。コピーの

「壊滅した都市、現れた武装略奪集団、我が子を守る48時間」

と、銃を握りしめるポール・ウォーカーから、手に汗握る略奪集団との戦いを予想していたんだけど、ほんとうに「ひとり芝居」だ。まぁよくひとりで頑張ったとは思うが。

人工呼吸器の「３分リミット」の設定には、ちょっと感心したけど。

私なら、４８時間持たずに寝てしまうだろう。