この映画の本題は、ひょっとして「どうエニグマを解読したか」というのではなく、そんなチューリングがなぜ、後の時代にそんなことに･･･というのが主題になっている気がするし。♪そんな時代もあったねと、いつかは笑って話せないよ、実際。

カンバーバッチは、「格好いい俳優」ではないと思う。だから、今回の配役は合っていたと思います。「華ではなく、実のある俳優」。私の中では同じ「実のある俳優」だと思うポール・ベタニーが「２番手で実力を発揮する俳優」だとしたら、カンバーバッチは「主役を張れる俳優」。できればニコラス・ケイジのようにはならないでね。

キーラ・ナイトレイは、確かに「ひとりだけ今っぽい」印象はありました。