犬小屋みたいな家で過ごす幼少時代。家が貧乏すぎて両親から離れ、知り合い？の家で住み込み生活するんだが、盗みで捕まってしまい牢獄に入れられとJBの幼少時代は散々なんだが、JBがステージで歌い出すと映画が途端に豹変する。生い立ちも大事だが、やはりこの映画の見所はJBの圧巻のライブパフォーマンスで、ステージでの存在感が半端じゃない。JBのあの奇声に近いシャウトは無茶苦茶カッコよくゾクゾクッとします。あと軽快なステップのダンスは圧巻。あんなに踊れる人なんだね。ロッキー4で汗だくな変な黒人だなと笑ってごめんよ。

見所満載。リトル・リチャードのステージの後に勝手に演奏するパフォーマンスや、ローリング・ストーンズに主役（トリ）を奪われ、「白人に負けるかよ」と熱唱するシーンや、ベトナムでJBを乗せた空輸機が被弾するというハプニング（ホントかよ？）だったり、時代が70年代になり新しいサウンドを取り入れないといけない極地になって出来た「SEXマシーン」が最高にカッコよかったり、ステージでの映像はどれもこれも圧巻。あと長年連れ添った相方との確執だったり、JBは金に関しては面倒くさい奴だったりと楽しかった。あと黒人がトップに立つのが難しい時代に、大成功しプライベート飛行機を誇らしげに乗り込むJBも感銘深い。あと、JBをそんな知らない僕に素晴らしい映画を提供してくれてありがとう！CD絶対買うよ