[コメント] ブラック・シー(2014/英=露)
何だか序盤から負け戦的な負のオーラが漂っており、全篇カタルシスの欠片もないまま非情に収束を迎えるのが真摯ではある。しかし、主人公の鬱積は喪失した家族へみみっちく留まり外にある撃つべき何かに向かい矢を放とうとはしない。あまりに閉塞されている。
(けにろん)
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