[コメント] 青春蛮歌(1959/日)
義憤に燃える新任教師を扱いながら、全編にわたって生徒たちとの交流は部分的にしか存在せず、本人の青春模様だけをクローズアップする作劇はいかがなものだろう。事件が持ち上がるまで教師は他の連中の金魚のフンさながらについてゆくのみで、いささか退屈する。脚本の大胆なリニューアルが必要だったのではないか。「男とは」「青春とは」の安易な定義もうんざりだ。
(水那岐)
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