[コメント] アーロと少年(2015/米)
必要以上にデフォルメアニメ化された登場動物たちに騙されてはいけない。そんなにかわいくデフォルメしたのは、画と物語が余りにリアル過ぎるからだろう。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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画は全シーン‘絵になる’美しさ。遠くの山の麓まで細かく描き込んで(?)ある。又木々の半透明な葉っぱに雨だれが掛かるシー
ンの美しさ。雨の降り始めを表現するのに、よくもまあこんなシーンを描こうとしたものだ。
物語は恐竜少年アーロの成長物語だが、彼が出会うのは、相棒となる犬人少年(今の我々の歴史では新生代であり、類人猿か猿
人であるが、犬の様にふるまうので犬人と呼ぶのが妥当だろう)以外は、殆んどが敵だ。いつの時代でも世の中でも、すべての
生物は皆同じで家から一歩出ると敵と危険が一杯だ。アーロも同じでそんな環境にもまれて大人になって行くのだ。
音楽について一言。どこか懐かしさを感じさせる主題曲で、目の前の、だけでなく、遠くの家族を思い出させる。
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