だから、冒頭でクルーニーに「イヤホン」を渡した際に、「おっ、このイヤホンが･･･」と思ってハラハラしちゃいました。（この映画は、スキャンダルで落ちぶれた、かつての人気キャスターが、細々とやっていたラジオ番組の生放送中にかかってきたリスナーの電話で、爆破予告通りにテロ事件が発生し･･･という作品。なかなか面白かった）

冒頭、コテコテのダンスから始まり、あーなんだかうんざりと思っていたら、事件発生。２つの箱が出てきたので、１つめは爆弾、２つめは「もうひとり」とか言っていたので、まだその時点では「どこに行っているのか判らないＣＥＯ」が、何をしているか不明だったので、箱の中身はＣＥＯの生首！とか出すんじゃないかと、またハラハラした。が、そんなんじゃなく、割と「行き当たりばったりの無計画」だったから、ちょっとがっかり。

そっからは「悪事を暴く」ことに変わっていったから、スリルは減ったが、それなりに飽きずに見ることはできました。

クルーニーは、なんかコテコテで自虐。ロバーツは、いい人過ぎて欠点のなさすぎ。若いオコンネルが「動く」ことで、映画の緊張をつないでいた。そしてＣＥＯとの「対決」と、そのあとに出てくる「動画」。そういう時代なんですね。

あ、広報担当のお姉さまが素敵でした。