[コメント] アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅(2016/米)
前作を『アリス・イン・ワンダーランド』と題し、本作を『アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅』と題す。邦題の話ではあるが、その本気の欠如が体を表している。☆3.0点。
前作よりはまだマシに感じたが、何れにしても『不思議の国のアリス』ではないし、『鏡の国のアリス』でもないのだ。本作で言えば、鏡の国に入っても左右逆という<対称性>に挑む覚悟などサラサラない。
芋虫アブソレムは<変態>して青い蝶になるのだから、蝶になったら若い女性の声でなければならない。それがアラン=リックマン使いたさに引き摺られ、本作では顔まで戻ってしまった。
アリスにしても、折角顔色の悪いところまでグウィネス=パルトローだったのに、元気にしてどうする。ハンプティダンプティも活躍しない。奴を割ってフレンチトーストを作れ、時間城に行きたきゃ牛乳飲め、牛乳瓶が割れてもアリスが眼鏡っ娘でいいだろ(Glass Onion)。セイウチに至っては登場すらしない!
◆ ◆ ◆
シネスケも踏襲しているが、出演者のクレジット順もふざけた話しだ。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。