[コメント] ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出(2015/英)
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このエリザベスとマーガレットの両親が、『英国王のスピーチ』の主人公。次々と実在の人物が、実名で登場。
世界大戦のヨーロッパ戦線の勝利を祝う国中の喧騒のなか、お忍びで外出したエリザベスとマーガレット王女。そこでマーガレットとはぐれたエリザベスが出会った兵士との、身分を隠した交流。そのまんま「ローマの休日」のプロットになったという、興味深いお話だが、あまり「ローマ」との比較をするのは無意味だから、この映画単品での感想を。
エリザベス王女を演じたサラ・ガドン。『複製された男』とも『ドラキュラZERO』とも違った印象。ふわっとした外見と、一本芯が通ったような振る舞い。実在の人物を演じる難しさ。大変な役だったと思います。まだ役者としての印象は、正直薄いが、いろんな役をこれからも挑戦していったらと思います。
問題は男のほう。このジャック・レイナー、まだ24歳。サラ・ガドンより5つぐらい年下。なんというか、役者としての「青さ」が画面にでていて、ただニヤけているだけの印象。脚本のせいかもしれないが、「多少は」男前かもしれないが、なんかエリザベスが心奪われるような男らしさを感じない。ただ「母と一緒」のところはいい感じだった。これは母役の女優さんに感謝。まぁ、まだまだこれからかな。
映画自体の感想は、まぁ、ドタバタ。マーガレット王女のハチャメチャぶりは、王室からクレームつかないか大丈夫かな?ってくらい。実際「アン王女」のモデルはエリザベスではなく、マーガレットだといわれているから、納得?どうなの?
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