[コメント] 疑惑のチャンピオン(2015/英)
ドーピングと、長年に渡る組織ぐるみの隠ぺい。そのきっかけと固執のワケが弱い。ベン・フォスターの捨て犬の目が良いだけに惜しい。
『3時10分、決断のとき』、『ランパート 汚れた刑事』などで捨て犬の目を存分に披露したベン・フォスターは、今作ではやや力が入り過ぎた感もあるが、それでも汚れた伝説のアームストロングを、弱さ、強さ、純真さを交えて演じきった。
体格に恵まれてはいないが、ショーン・ペン的な方向で行くことを期待する。
ドーピングコーチギヨーム・カネ、フロイド・ランディスジェシー・プレモンスなど、役者がひっぱった作品。ただ、ジャーナリスト・ウォルシュクリス・オダウドの追及が手薄に描かれていたのもマイナス点。
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