[コメント] アンジェリカの微笑み(2010/ポルトガル=スペイン=仏=ブラジル)
主人公の内的な変容が描かれる。ユング的でもあり、日本舞踊「椀久末松山」を思わせる展開である。精神の古層は、宗教の違いを超えて共通なのか。掛け値なしに美しい空中浮遊=脱魂のシーンには見る者(世界中の様々な民族を想定していると思う)を試すようなオリヴェイラの視線を感じる。
(ジェリー)
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