[コメント] フレンチアルプスで起きたこと(2014/スウェーデン=仏=デンマーク=ノルウェー)
これはあれか?観客をすっきりさせない、ストレスを与えたままにすることを目的にした映画なのか?
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
こんなんだったら、ラストで本編とは全く関係のない唐突なアクシデントで、関係者は言うに及ばず、たまたま居合わせた無関係な登場人物も含めてことごとく残念な最期を遂げる、死屍累々たる映画にした方が、見ている方はせめてなりとも、「ヒャッハー!!そう来たか!!」とそれなりの爽快感があるんじゃないだろうか。
安定した幸せと思っていたものが、実は些細なことで根本から揺るがされるような不安定で脆いもので、そのことに一度気がついてしまうと、今度はすべてのものが脆く信用できないものに見えてしまう、と言いたいわけか?
だからあえて不安をあおるようなBGMを多用したり、まるで「上映事故か?」と一瞬、勘違いするような極端な場面転換を用いて、観客にストレスをかけまくるのかなあ。
ゲレンデの景色だけは、やたらときれいだったから、見て損をしたとは言わないが、今一つの映画だった。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。