[コメント] 女の中にいる他人(1966/日)
再びの『黒い画集』めいてるが、犯行の動機・経緯やその後の桂樹の心理・行動は意表をつくものではあった。のだが微妙な綾を表層で流した感は否めない。新珠の見せる女の論理と裁断も理屈であって情念ではない。そこも成瀬らしからぬところだ。
(けにろん)
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