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[コメント] 結婚(1947/日)

冒頭と中盤の逢引の件がとても魅力的。東野英治郎の人となりにもっと肉付けがあればと惜しまれる。音声聴きづらく、評点は暫定。
寒山拾得

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







東野英治郎の就職拒否と改心の物語である訳だが、当時の庶民と闇屋の距離感というのがどういうものは測りがたく、この潔癖さは本当なのだろうか、という処で引っ掛かってしまう。稼ぎ手が減るから嫁げない、という障害も、あった話なのだろうか。別に結婚して仕送りすればいいのに、と思うが、ダメなのだろうか。家制度の名残りがそれを許さないのだろうか。親父と娘が酒酌み交わすとそれで結婚式、というのも驚きだ。判らないことだらけであるが、だからこそもう少し尺を足して肉付けがあればいいのにと惜しまれる。

(評価:★3)

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