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[コメント] 雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015/米)

最初の方は結構映像も面白く、興味深く見れたが、だんだんと、これは、いかがなもんだ、と、、。
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**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







どうも、頭でこねて描いたような絵空事的小説を家のソファーで読んでる感じがしますなあ。ハナシがすべて人工的なんです。

だいたい、妻が死んで悲しくならないのはなんでだろう、から始まるんですが、そんなのただ一言、愛してなかったからに決まってるじゃないかい、と僕は言いたいのであります。

別にこの夫を責めるわけでもなく、結構この手の男はいるのかもしれないと思う。

また、涙が出ないから悲しくないとは言えないと思う。本当に悲しすぎると、人間って、泣くことさえできない場合があるのだ。

でもこの夫は違う。洗面所で、泣く真似をしたらどうなんだろうと変な余裕があるのである。自販機からお菓子が出てこないからって、わざわざ手紙でクレームをつける変な余裕のある男なのである。(100円そこそこの菓子であります)

そして、妻が不倫をしていて、その男との子供を堕胎していることを知って初めて、妻を愛していたことに気づくのであります。いやあ、文学的でありますなあ、、。

そして彼はそれをきっかけとして、真人間に戻り、社会に戻ることが出来ましたとさ、として映画は終わる。

もう時間的にも金にも、余裕のない吾輩はこんな映画を見て感心するわけにはいけませぬ。この映画から得るものは何一つとしてありません、、。

こういう題材を映画としての取り組むのは、いいことだとは思いますが、、。

(評価:★3)

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