[コメント] パーソナル・ショッパー(2016/仏=独)
クリステン・スチュワート、「ハリウッドに愛想つかした」的な発言の後、欧州に進出しての「カフェ・ソサエティ」と今作ですが、あまり笑わないセルフイメージに近いかな。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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『パニック・ルーム』のころから子役で映画に出演し続けたクリステン。出世作『トワイライト』シリーズでトップに上がったが、ハリウッド的な空虚な華やかさに嫌気が差したようで、なんとなく気持ちは判る。それでも仕事をもらえるうちが華だよ、なんて心配になったりします。
作品は『ネオン・デーモン』的な華やか世界の裏側を描いているのかと思いきや、失った双子の兄とのスピリチャルなつながりを探し、兄からの「メッセージを待つ」人間再生的な映画と思いきや、謎のメッセージが次々に届き、隠していた欲望が暴かれるうちに、血なまぐさい殺人事件に巻き込まれるサスペンス的な映画かとおもいきや、コップが割れたり、目に見えない何かの気配に翻弄されるオカルト的な映画化と思いきや、全部あたりで、全部はずれな気もする。
新生クリステン・スチュワートの始まり的な作品なのかな?、まさかのヌードも披露して、この映画への意気込みは感じる。でもちょっと映画のでき自体がいまひとつだったのと、主役をやるのなら、見ているものが共感できるような、そんな感じにはならなかったので、微妙な感じです。
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