[コメント] 京義線(2007/韓国)
隅々まで丁寧な描写にキム・ガンウのキャラクターともども監督の誠実さが伝わるような秀作だ。運転士の苦悩を知るだけでも見る価値がある。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「特別休暇」と聞くと『休暇』を連想するが、この作品も『休暇』に劣らず隅々まで丁寧な描写で感心させられた。
主人公の二人が鳴らすショスタコーヴィチのジャズ組曲は『バンジージャンプする』や『カル』にも使われていたが、なんといっても『アイズ ワイド シャット』で印象深い曲だ。物悲しい話によく馴染む。
ところであまり映画とは関係ないけど、何度も何度も同じアナウンスを大音量でがなり立てる日本の車掌さんはもう少し客に気を遣って欲しいものだ。何もこの映画の運転士みたいに気の利いたことを言えとまでは言わない。列車が遅れた時に何度も謝罪アナウンスされてもイライラするだけで逆効果だということぐらいは知って欲しい。まあ、それぐらい面の皮が厚くなければ運転士など務まらないのだろうけど。
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