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[コメント] パトリオット・デイ(2016/米)

俺は気持ちよくなりたいんだ、難しい話は他所でやってくれ、野球場のセレモニーと感動のインタヴュー連発、劇伴は感動の塊でキャメラはクレーンでぐるぐる旋回、みたいな映画。
寒山拾得

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







この監督は民主党贔屓なのだろう。ケネディの肖像など出してくるし、孤独な中国人青年も出てくる(ここも実話なのか)辺り、想像したより真面な映画だった。プラウド・ボーイズが行列つくるのかと思っていた。

しかしやっぱりいかんのはイスラムの犯人たちへの対応で、犯人の妻への怪しげな尋問などいかにも中途半端、なんで妻は弁護士呼べないのか、ここも史実なのか、これでは警察がおかしいではないか。そして控訴するらしい犯人の主張が聞かせてもらえる訳でもない。これでは問題は何も解決しようとしていない思うのだが、こんなんでいいんだろうか。酔っ払い主人公は他所でやってほしい。勉強になったのはGPSのナンバーは控えを取っておくべきというところ。

(評価:★2)

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