[コメント] 禁じられた歌声(2014/仏)
イスラム過激派憎し、との激しい怒りと憎悪は嫌というほど共有できる。しかしあまりに一方的すぎる闖入者たちの描写に誇張はないか。これはプロパガンダじゃないのか。少なくともイスラム圏の人々同士が、かつての支配者の用いた英語・仏語で意思疎通している不条理を思うとき、この物語の正否は簡単に決定できないし、われらの「聖戦」参加を煽る映画であってはいけないだろう。狂女を演ずるケトゥリ・ノエルの存在感は強烈。
(水那岐)
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