[コメント] 絵を描く子供たち(1956/日)
落書きと泥だんごは、子供にとって呼吸するのと同じぐらい自然な行為なのだ。そんな、子供たちの創作物の変化が、いつしか常識の名のもとに「活力」を失うことを知る身として郷愁が・・・。作中の作画解説が、現在でも発育科学的に正しいかはいささか疑問ですが。
とても愛おしい映画でした。作品の映画的な意義や価値は『教室の子供たち』の記述に準じます。ただ、プラスして「画」の変遷という尺度が持ち込まれたことで、少し映画としての無邪気さがなくなったように感じました。でも、それは教育映画としてむしろ良いことなのでしょう。
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