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[コメント] けんかえれじい(1966/日)

いや、これを鍵盤映画というのはどうよ実際。
れーじ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







といっても、高橋英樹が性欲をもてあます映画であることは確かなんですが。

愛しのあの人のちょっとしたスキンシップに、「ふぉおおおお!!」とか興奮するも、狼さんになってがばーっといくような勇気もなく、有り余った欲求不満を暴力に代えて発散する姿が目に焼きついて離れません。

まあそんな表現ばっかなので、この映画を受け入れられるかどうかはひとえに高橋英樹に感情移入できるかどうかで決まる訳なんですが。

で、基本的に不良は「発散する方法が間違ってる。喝!!」という感じで幼稚の極みと考えてる僕なんかは、普通に考えてこの映画と相性悪い筈なんですが。

過剰なまで高橋英樹の純情っぷりというかぶっちゃけヘタレっぷりが、その幼稚さを可愛らしいものに昇華させていて、気分よくその展開に乗ることができました。

会津の学校で切れるシーンは普通に共感できましたし。どんな学校でもそうなんだよな、アレ。ぬるい教師になった途端に治安が荒れるの。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)水那岐[*]

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