[コメント] ホース・ソルジャー(2018/米)
なぜコーランは8才以上の女子に教育の必要性を認めないのか? それはこの映画にとってはあまりどうでもいいことだ。しかし、彼の地で闘う奴らも、われわれと同じ一人一人の人間なんだということは分かりやすく描かれる。
想像力が優れて豊かな人間でさえあれば、女の娘の目の前で母親を撃ち殺すタリバンの指揮官だって、同じ人間と思い巡らすには充分かもしれない。私なんかは、このラザンとかいう奴なんぞ、もっとコテンパンに徹底してギッタンギッタンに成敗されるべきだと思わずにいられない訳であるが。
アフガン以西の中東については、取り敢えず別物としておきたい。やっぱり、分からないので。
クライマックスの戦闘シーンが、敵は弾に当たるのに味方は当たらないといった、ありがちなハリウッド製アクション映画の表現慣習を踏襲しており、安心して身を委ねて観ることができました。
80/100(18/05/04見)
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映画に理想像を求めるという心情は、僕にもよくわかります。映画好きですからね。でも、ここは押さえておきたいところですが、ある国の軍隊を、英雄視しようが悪役視しようが、はたまた中立視したところで、それって映画の作品としての質とは何の関係もないですよね(作品としての質のことを言われているわけではないのだと思います)。とは言え、ある映画作品において、米軍が英雄視されているというだけでは、僕にはさほど違和感はないのだけど、同時に日本軍が敵役として悪雄視されていたりしたら、やはり楽しめないかもしれない、とは思います。いくら作品の質が高くてもね。だから、映画に向き合う姿勢の問題かと。
要するに、僕にはタリバンに肩入れするという心情がほとんど(まったく)ないのだと思いました。テロリストらだと思いますしね。女性蔑視だし。世の中には、タリバンに同情すべきと考える人たちも多いのでしょうか。少なくとも本作の描き方は、僕のタリバンに対するイメージとそうそう掛け離れてはいませんでした。
楽しめる作品の多い方が、より映画鑑賞人生を豊かにする。しかし、その陰でないがしろにしている物事も多々あるのかもしれませんね。
21/9/11追記
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