[コメント] わたしは、幸福(フェリシテ)(2017/仏=ベルギー=独=レバノン)
ふてぶてしさ、というものが生きるために必要である状況下で生きるヒロインには、先進国のかつての女性たちのように微笑みを売り歩くかのような表情は必要ないのだろう。そのヒロインの行動を追うこのフィルムにあって、抑揚のないドラマは自分にとっては無表情女が手を下す些事の羅列に見え、エモーショナルな快感は得られなかった。そんなことはおり込み済みなのかもしれないが。
(水那岐)
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