[コメント] 諌山節考(2003/日)
映画としては最低です。いや、最低というのは最低映画に失礼です。でもそこまで最低でしかも22分と短いため、実は微妙に面白かったりします。人の家でモノ凄ーく退屈してて、そこにこのDVDが置いてあったなら観てみましょう。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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要は蛭子能収の漫画家としての才能だけで、何とか持たしちゃったってことなんだと思います。画面を観てると頭の中に蛭子さんのマンガが浮かび上がってくる。あの人のマンガの映画化って考えると、実はすごく正しい作りだったのかも、と思ったり思わなかったり。
僕はこれは試写会が当たって観に行ったので、蛭子さんとベンガルのトークショー付きだったんです。それがまた好印象に繋がったことは大きい。
蛭子さん曰く、この映画のクライマックスであるベンガルと神戸浩の殴り合いのシーンは、もっとシリアスにシリアスに撮りたかったそうなんです。要は失敗したってこと。でもそれがあんなに笑えるシーンになったんだから良かったよね。拳から血は出るはパンチは当たってないわ、終いにはベンガル笑ってるし。劇場も爆笑の渦でした。
ちなみに「諌山」とは蛭子さん曰く「地獄」なんだそうです。だからラストは山に登るはずがみんなで下っている。主題歌の美しさもあり、一瞬「きれいだな」って思っちゃったラストでした。
ただ結局は主題歌を唄う諫山実生のプロモの一環かと思われます。意外と生臭い話だよなぁ。まぁ凄く好意的なんだけど2点は2点。
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