[コメント] オーシャンズ８(2018/米)
例えばピタゴラ装置のような、引っかかりなくスムーズに事が運ぶのにドキドキできる映画。そしてフェミニズム映画的観点からすると、エロティックすぎるコスチュームやPVが批判の的になっていたリアーナをめっちゃボーイッシュかつ魅力的に描いているというところが、この映画の全てを象徴しているのではないか。
バカな味方に足を引っ張られることも、合理的でない意地悪に陥れられることもなく、ひたすらテンポ良く話が進む気持ちよさ。
良心の呵責やら男の助太刀やら、余分なものを潔く排除して8人の女っぷりを輝かせるのに徹した脚本と演出も清々しい。
『ワンダーウーマン』や（新）『ゴーストバスターズ』に期待したのに見つけられなかった何かがここにはありました。
＜追記＞ 役者はみんな素晴らしいのだけど、中でもアン・ハサウェイのクソビッチっぷりが最高。
(評価：)
投票
| このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。