[コメント] ルイスと不思議の時計(2018/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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なんとなく『ヒューゴと秘密の発明』に似ていないでもないが、「ルイスと魔法使い協会シリーズ」の第一作の映画化だそうで、続編もあるのかな?そして「ハリポタ」みたいな小説なんでしょうか?
子供が主人公の作品らしく、色んな冒険や仕掛けはある、一応。読者がこどもなら、そんな展開にワクワクしながら、読み進んでいくんでしょう。ただ、なんというか、ルイスの活躍の場が少ない。ほかの子供たちともっと、「子供らしい冒険」があってもいいのに。あと男の子タービーの描き方も。あんなにクズ野郎に落とすんなら、もう一人男の子を登場させてもいいのに。女の子のほかに。それにタービー君だってもう少し魔法に夢中になってもいいのに。骨折で人気者が挫折という部分まではよかったのに。
子供が主人公の映画は、子供の成長がある、そして子供の行動に大人たちが揺り動かされる、というのが重要だと思うが、それが感じられない。
大人パートは、ケイト・ブランシェットまで出てるのに、ドタバタに巻き込まれているだけの印象。子供が主人公ならそれも仕方ないのかもしれないが、ジャック・ブラックも、ブランシェットも魅力的じゃない。
その分、「アイテム」はちょっと面白い。時計、人形たち、植木のライオン、ガボチャ達、ヘビ(タコに見えたけど)、本、カギなど、子供も大人も気に入りそうなものばかり。
ストーリーは、「悪役のしたかったこと」がよく判りませんでした。まあ及第点ギリギリか。もし次回作があるなら、字幕版でみたいですが、仕方ないのかな?
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