[コメント] 女王蜂の神秘(1962/日)
女王蜂とは実は…! ナマケモノのオス蜂も最後には…! 丁寧で真摯・堅実な進行に、「ヘぇボタン」を押すヒマもなく画面に魅入ってしまう。傑作。
樋口源一郎は科学の成果を「一見さん」として覗き見するのではない。自らが科学者の眼を持って対象を追究してゆくのである。科学とは、この世界を発見し理解する歓びなのだと気づかせてくれる。そしてそれを画面上に十二分に展開する事に費やされたエネルギーを想うと、気が遠くなる。
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