[コメント] ヴィオレット ある作家の肖像(2013/仏)
醜さと貪欲さが尋常でない規模で横溢するエマニュエル・ドゥヴォスが、その思いを裏切られながらも名をあげてゆく過程はなんとも面白い。愛情を肯定するために、その美しさを傍証と成して讃える意味など何処にもないことが証明される。そして狂気も取り沙汰されるべきか?否、「狂気を交えない偉大な魂などない」事実の前にはそれは陳腐に過ぎる。
(水那岐)
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