[コメント] リトル・ボーイ 小さなボクと戦争(2016/メキシコ=米) - 更新順 (1/1) -
大人と子供とのあいだに生まれる「友情」は、どちらかがどちらかにすり寄るという構造を内包する必要はない。対等な友情は所詮欺瞞であり偽善であるからだ。ここからもタガワが大人としての矜持を捨てなかった事実は評価すべきだが、それを言い出せば司祭ウィルキンソンの定めたルールがそもそも欺瞞なのだ。子供に正解を見出す安易なゴールを与えなかった作劇のみを評価したい。 [review] (水那岐) | [投票] |