[コメント] 鰻の男(2014/韓国)
問題提起はわが国にも存在する隣国への偏見と悪意を糾弾するものであり素直に伝わってはくるが、惜しむらくは善悪の描写とその攻撃法が1960年代の少年漫画レベルのものであり、直截的で情けない対立でしかない。もう少し練り込んだ脚本ならば、自らの国をも直撃する真摯なダイナミズムを得られたはずなのだが、これでは安直に過ぎる。
(水那岐)
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