[コメント] ミノタウロマキア 迷宮のパブロ・ピカソ(2004/スペイン) - 更新順 (1/1) -
パブロ・ピカソのモチーフが立体として存在することのみが見物となるこの作品においては、それが美点にも弱点にもなる。言うなれば画家ひとりの錯綜劇にあって、「リアルとは何か」「ピカソの作品のスタンスとは」という「絵解き」はどうしようもなく無粋だ。他方、ただ絵のみを追跡してゆけば、ピカソのモチーフの立体化及び演出は素晴らしいものとはなる。 (水那岐) | [投票] |
CinemaScape−映画批評空間− | 表紙 | 映画目次 |
パブロ・ピカソのモチーフが立体として存在することのみが見物となるこの作品においては、それが美点にも弱点にもなる。言うなれば画家ひとりの錯綜劇にあって、「リアルとは何か」「ピカソの作品のスタンスとは」という「絵解き」はどうしようもなく無粋だ。他方、ただ絵のみを追跡してゆけば、ピカソのモチーフの立体化及び演出は素晴らしいものとはなる。 (水那岐) | [投票] |