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[コメント] 007/美しき獲物たち(1985/英)

歳を取っても、秘密兵器が無くても、バシバシ体当たりしていくボンド。ロジャー・ムーアにお疲れさま、そしてありがとう。女性についての→
Alcoholic

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







この作品に出てきた3人の女性について、想像も交えてレビューしてみます。

マニー・ペニー:今作品で引退となる、ロイス・マックスウェル。最後まで、知的でユーモアのあるマニー・ペニーを好演してくれた。一筋縄ではいかないボンドに心惹かれながら、自分のお洒落な帽子のほうを心配してしまうシーンは秀逸。今まで見せた中で最高の女らしさだったのでは?競馬のシーンで、周りを忘れてはしゃぎまくっている姿も可愛かった。

メイ・デー:ゾリンの恋人?で、敵をバッサバサとやっつけてあげたのに、最終的に見捨てられてしまう彼女を名演したのはグレイス・ジョーンズ。役柄としての彼女は、不器用な人だったんだろうなあ・・・という感じ。男の人を見る目が、「愛してる」というより、犬が飼い主を見るような目なんだもの。最後、自分が死ぬことを知りつつ、ボンドに先を急がせた時の彼女は最高に美しい。それを止めさせようとするボンドの表情も、たまらなく良かった。もし生き続けていれば、ボンドのよき右腕となったのでは・・・?と勝手に想像。

ボンドガール(名前失念):この役にタニヤ・ロバーツは人選ミスだ、というのはよく耳にし、また私もそう思うが、役柄的に誰がやっても魅力的にならなかったんじゃないの〜?とも思う。取って付けたように地質学者だし。この人が反省すべきは、叫び声。聞いてるだけでノドが痛くなった・・。今まで見てきたボンドシリーズの中でも、屈指の「印象の薄さ」でした。

(評価:★4)

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