[コメント] 暁に祈れ(2017/英=仏)
戦史マニアがつけたような、含蓄あるうえにカッコいい邦題に惹かれて鑑賞したが、主人公の絶望を反映する説明の無視と、同じく呪わしいノイズミュージックのリフレインにより、始終当惑を禁じ得ない反エンタメ風味の異色作となっているのがつらい。ひたすら重くカタルシスも皆無では、映画としての総体の把握などする前に睡魔の襲撃に抗うばかりだった。
(水那岐)
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