[コメント] アラーニェの虫籠(2018/日)
ビスク・ドールめいた綺麗な男女による地獄めぐりの見世物。ここに観客と感興を分かち合える人間の生活臭はあるようで全くなく、出来事を解き明かすキーワードは見せかけのコケ脅しだ。結局、坂本サクという人物は悪夢のような効果の描写に長けているだけで、作品の演出などという行為に相応しい才能は持ち合わせてなどいないのだ。70分は退屈極まりなかった。
(水那岐)
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