[コメント] 蜘蛛の巣を払う女(2018/英=独=スウェーデン=カナダ=米)
全編青白い色調。クレア・フォイをはじめ、登場人物の多くが黒を見に纏う中、シルヴィア・フークスの鮮やかな赤が映える橋のシーンが印象的。
全体的な作劇は007みたいなだけに主人公の背負ったバックグラウンドがオリジナリティの源泉のはずなのだが、科白中心に語られてしまい描き込みが案外表層的。オープニングの回想シーンは冷徹な雰囲気でよかったのだが。
蜘蛛軍団の非道さ、傍若無人ぶりは際立っていて、そこにヒロインが徒手空拳で挑む感じがスリリング。
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