[コメント] 蜘蛛の巣を払う女(2018/英=独=スウェーデン=カナダ=米)
リスベットに対する性的な興味が出来事を八百長に押しとどめ、説得力の欠けるポルノグラフィのような日常場面の連なりにしかなっていない。
文系邪念を超えるものは逆説だが邪念が然るべき構造に嵌ったときであって、リスベットとミカエルの一種のドキドキがこの連作の少女マンガとしての本質を改めて露曝している。ダニエル・クレイグが文弱を演じた前作の歪な配役が思い出されもするのである。
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