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[コメント] 007/リビング・デイライツ(1987/米)

一人で身体張ってなんでもやり遂げるボンド像は洒脱とは言えない。だがティモシー・ダルトンの風情には合う。
G31

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 地味で生真面目な風貌ではあるが、なんと言うか、苦労が似合う。感じがする。頑張り屋さんとでも言うか。案外、ボンドが実在したとしたら、こんな感じだったかも、みたいな。ウィーンの観覧車が停止した際にカーラ(マリアム・ダボ)に言った「僕が頼んで停めさせた。君と一夜をここで過ごそうと思って」の科白は、咄嗟の嘘ってことだよね。再始動してゴンドラが下まで来たのにまだイチャイチャしてて、他の観光客に笑われてた。色好みはボンドに共通のキャラクターだが、ちゃんと嫌みなく演じられていたと思う。

 アフガニスタンのムジャヒディンが阿片の密輸に手を染めてるってのも面白かった。本当かどうか知らないけど。

80/100(20/6/26記)

(評価:★4)

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