[コメント] バルバラ セーヌの黒いバラ(2017/仏)
歌声はとても素敵です。歌うシーンは見とれて、聞き惚れてしまいます。だけどこの映画の「形式」はうまく機能していなかった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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まずこの映画の「形式」→「伝説のシャンソン歌手バルバラの伝記映画を作ろうとする」、なのだが、女優ブリジットがバルバラを演じているシーンと、「バルバラ本人」のシーンと、その区別・切り替えがうまく機能していなかったと思う。このシーンはいったい?とか、時々思いながら見ていたし。
そして、監督役のマチュー・アマルリック(監督、ややこしい) が、見る分に「邪魔」に感じるシーンが多かった。なんというか、粘着質の中年のいやらしさも感じた。伝説の歌手に恋してしまった運命的な出会いや畏敬の念とか以上にね。
普通に「伝説の歌姫の姿を描くロードムービー」でよかったんじゃないのかな?
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