コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018/英)

JOJO第一部のタルカスとブラフォードは架空の人物だったんですね?今か今かと期待したんですが。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







タルカスとブラフォードは架空ですが、メアリーとエリザベスは超有名な二人の女王。ガラスの仮面の「ふたりの女王」もこの二人がモデルとか?とかいわれてますね。

ただ有名すぎて、フランス革命でのマリー・アントワネットのように「運命」を知ってしまっているから、ちょっと残念。日本でいう「本能寺の変」や「忠臣蔵」みたいな「定番」でしょうか?。

こういうコスチュームものにありがちな「陰謀・策略」が次々に出てきます。そして二人の女王、二つの国だけでなく、「二つの宗教の相剋」がこんなにも影響しているんですね。その辺はあんまり日本人には判りづらいのですが、それが二人の相剋にもなる。作中のリッチオに関する出来事は有名なんですね。ちょっと調べたら、いろいろ出てきました。

二人の女王は、男たちの策略に左右され、汚名を着せられて、だれよりも憎いし、だれよりも判りあえる。最期の邂逅がとても印象的でした。ところでエリザベスのそばにいた仲の良い男の存在。メアリーの結婚相手になるのでは?との場面ではあれだけ動揺したのに、自分は彼とは結婚しないところだけよく判らなかった。その辺はケイト・ブランシェットの『エリザベス』には出てくるんだっけ?もう一遍あの映画を見たくなった。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。