[コメント] 移動都市 モータルエンジン(2018/ニュージーランド=米)
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冒頭、地方都市がロンドンに「食われる」シーンは、やっぱり力が入った。予備知識は予告編だけだったので、もっと追われる側に「秘密兵器」とかがあって、もっとロンドンと戦うためにいろんな攻防があるかとドキドキしたが、そんなことはなく。あっけなく捕まった。
そのあとは、「陰謀」と「抵抗」という割と普通に落ち着いた。つまらなくはなかったが、それ以上ワクワクはしなかった。元の小説は、「指輪」のようなファンタジー巨編かと思ったら、YA小説だそうで、なるほどそんな映画でしたね。
ただその中で2人、気になる登場人物が。まずは反移動都市のレジスタンスのアン。最初は女性と思わなかったし、リーゼントにサングラス、地方のヤンキーですか?っていう見た目。演じるジヘは、韓国のミュージシャン出身の女優さん。ほかの韓国出身の女優さんと比べても、個性的男性的なルックス、「男前!」って感じ。初登場にシーンは「なんでアジア系?」と思ったが、いやいやかっこいいよ。
もうひとつは「シュライク」。かなり設定はあやふやだが、ラストの「父性」はちょっとウルっと来たよ。この俳優さんは『ドント・ブリーズ』の盲目イカレ老人の方。
ヘクターとトムの冒険はやっぱり「普通」。それでもまだ若い俳優たちにはがんばってもらいたい。ラストで娘のキャサリンが「操縦室」から通信をするが、それまで一緒に行動していたトムのエンジニア仲間も一緒に出してあげなよ。まるまるこの二人がいらないじゃん。そしてヒューゴ・ウィーヴィングの存在感が頼みの綱でしたね。最後は『SW』ですか?
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