[コメント] ちいさな独裁者(2017/独=仏=ポーランド)
前半の緊迫感が素晴らしい。冒頭の、脱走して追い回されるシークエンスで、カメラワークの良さもあいまって引き込まれる。
部下のキャラ造形、上官たる主人公との関係性の描きかたもユニーク。 ユンカー大尉との再会で緊迫感はピークを迎える。
中盤以降の彼らの蛮行には嫌気がさしてくる。かなり執拗。 ただし、主人公が直接処刑に手をくだすわけではないこともあり、インパクトは弱い。
主人公の地位が安定して以降は勢いが落ちてしまうが、前半だけでも観たかいはあったと思わせる濃度だった。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。