[コメント] 黒い賭博師・悪魔の左手(1966/日)
映画を見終った人むけのレビューです。
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いやいや、本作もふざけ具合と演出のスピード感が実に楽しい。ヤクザの親分・蒲郡郷平を演じる神田隆は他の映画では見せたことがないようなスピーディなコメディ演技を見せる。また、当時16歳のジュディ・オングがハンチングを被った少年役で登場し印象をさらう。確かにこのジュディ・オングは怪演だ。この人がいなければ本作はワンランク下がってしまうだろうと思えるぐらいだ。そして、ヒロインの広瀬みさという女優、これがなかなかいい女で、早々に引退したのが惜しまれる。
アクションシーンは拉致された広瀬みさを救出する病院のシーンでも、ラストの大使館地下の秘密基地でのファイトシーンでも痛さがよく出ている。ブラックなアイロニーという意味では本作も核(原水爆)保有や軍事国家へのアイロニーがあるのだが、前々作の米国の北爆批判(とまで云えば云い過ぎだが)の提示の仕方の方が鮮やかだった。
#備忘で配役について記します。
・パンドラ国王は大泉滉。第一王妃は戸川昌子、第二王妃は富士真奈美の特出。
・黒幕の教授が二谷英明。アバンタイトルで既に3号の原泉登場。
・蒲郡郷平に神田隆。ピンボールで対決。懐かしいマシンだ。
・本作も刑事で谷村昌彦がからんでくる。
・1号は盲目の男。これを天坊準という役者がやっている。なかなか雰囲気ある。
・小林と広瀬みさとのベッドシーンで、彼女がパンドラ王国の第三王妃だと分る。
・2号はジュディ・オング。殆ど英語をしゃべる。「聖者の行進」を鼻歌で唄う。
・パンドラ王国の秘密(?)警察には郷えい治(隊長)や平田大三郎がいる。
・横山道代も前々作に続いて小林旭の女、バーのママの役で再登場。
・神田隆の愛人役で浜川智子。スリップ姿でワンシーンだけ登場。
(評価:)
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