[コメント] きみと、波にのれたら(2019/日)
人物が人間ならぬ作劇の為の人形にしか見えてこない。肉体の線ではなく衣服の線で描かれる人物の、その衣服のヒダや膨らみも決してその心のヒダや膨らみには見えてこない。歌のユニゾンはアイデアだったかも知れないが、繰り返し喚かれれば無神経さにうんざりせざるをえなくなる。情理の結節点を欠いた脚本は説明を垂れ流すだけに見えた。
(鷂)
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