[コメント] ひとよ(2019/日)
血縁の鬱陶しさとその温かさを描く。反抗的な次男・雄二が長男・大樹、長女・園子らとの見解の相違で距離を置いているが、故郷に戻ってきた時点で既に母・こはるを受け容れる結末しか見えないのが残念。「デラべっぴん」が復刻するタイミングが笑えたが、逆に言えばそこしか見どころはない。
次男・雄二の成長譚として見るべき作品なのか?
ヤサグレ感漂う芝居も松岡茉優は完璧にこなす。既に安定感漂う大女優の風格。
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