[コメント] リチャード・ジュエル(2019/米)
冤罪事件を描いて、絶望の淵に蹴落とされる『真昼の暗黒』と比べれば、本作は夜中でも独り観られよう。
イーストウッドは何と言うか、筆先のタッチ一つで人物を善人にも悪人にも描き分けられそう。主人公を、おそらく善人として描こうとしているのだろう(事実、そう描いた)が、もしかしたらと思わせるものがまったくないと言い切れない。そのあたりにやっぱり僕なんかは見てて緊張感を強いられますね。変なヤツではあるが、大それた悪事を働けるような玉じゃない。そんな「常識」が通用しなくなる世の中って薄ら怖いなぁと思いました。
80/100(21/1/5記)
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