[コメント] ジョジョ・ラビット(2019/米)
社会小説は物体の作り込みによってその誠意が担保される。30年代中欧の朽ち果てたインフラは総天然色の箱庭へ化粧直しされる。景物の作り込みは行為に影響を及ぼさずにはいられない。
人の振る舞いが理念的になり、教条的な母は息子にストレスを厭わなくなり、父性の不在に苦しむ母子家庭がバランスの取れた父性を要求する。
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