[コメント] ジョジョ・ラビット(2019/米)
緑と赤を中心とした色使い、そして、フェス・アンダーソンを思わせる可愛らしい画面作りが印象的。主な登場人物は皆魅力的だが、特にジョジョと母が素晴らしい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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冒頭近く、興奮しながら街中の人たちに「ハイル・ヒットラー」と声をかけまくりながら走っていくジョジョの可愛らしさよ。
スカーレット・ヨハンソン演じる母は、緑の衣装に赤い口紅が映え、単に美しいというだけでなく、作品全体の色調やトーンをすべて左右するぐらいのパワーを発していた。それは、母として人間としての強さも含めて。
靴ひもやダンスがキーとなるストーリー展開や、キャプテンKの胸熱な行動には素直に心を動かされたし、子ども目線に貫かれた戦争映画としてのユニーク性も評価できる。
ただそれでも、母があまりに良かったがために、中盤以降の母ロスが強すぎて消化不良感が残った。
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