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[コメント] テルアビブ・オン・ファイア(2018/ルクセンブルク=仏=イスラエル=ベルギー)

さらっと軽いコメディタッチに描かれているが、内容は実は深刻で、コメディにせざるを得ない側面もあるんでしょうね。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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「禁断のラブロマンス」に魅かれる奥様たち。それはイスラエル側もパレスチナ側も同じ。ロマンスは民族対立を超える?日本の奥様が韓流ドラマにはまるのも頷けます。

主人公のサラームは、最初は「ダメダメ青年」だったはずだが、知らないうちに脚本家の才能が開花してびっくり。どんどんアイデアが浮かんでくる様は、なかなかかっこよかった。

そしてパレスチナとイスラエルの対立は、この映画以上に深刻で、それを描こうとするなら、こういうふうにコメディにするしか仕方のない題材でもあります。

普段はあまり見慣れない国の映画ですので、ぜひほかの人に薦めたい映画です。

(評価:★4)

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