[コメント] 赤毛のアン(1986/カナダ=独=米)
ああ!アニメ版を見ていなければ☆4以上だったかもしれないのに・・・
長尺ゆえの語りの豊かさなのか、高畑勲の演出力なのかわからないが、確実にアニメ版のアンの方が演出が優っていたと思う。 たとえば、初めてグリーンゲイブルズにやってきた夜、ふと独りになり、急に寒さに体が震え、駆け込むようにベッドに入り込むシーン。これはアニメ版のみの演出だが、アンの気持ちがとてもよく表現されていており秀逸な場面だ。 かといって、この映画の出来が悪いかというとそういうわけでもないのだが、どうしても、各場面で、アニメ版の演出と比べてしまい、改めてアニメ版の演出の秀逸さを再確認させられた。 アニメ版を未見の方は、是非見ていただきたい。
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